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執筆者の写真Bucho

今更ながら自己紹介【後編】



こんにちは、buchoです。


今日は昨日に続き、私の自己紹介【後編】をお届けします。前編が気になる方は、昨日の記事を参照くださいませ 笑



▶ 昨日の続き


私が新卒入社したのは2004年4月。当時はまだ、新幹線の自席で喫煙が可能、事務所の各営業の机上に灰皿がある時代…今じゃ到底考えられないですね。そんななか、新卒入社した会社は、建設資材のリース・レンタルを主幹事業とする会社でした。


九州・山口の各県に支店があり、本社は福岡。同期は事務職を含め、私をいれて18人。同じ事業部の営業は入社当初、福岡で研修が一ヶ月程度あり、GW頃に配属先が決まったと記憶しています。私は福岡本社に配属され、福岡エリアで主に足場をリースする営業をしていました。


結局、2年目の12月末をもって退職するんですが、それまで、営業といえば、ほとんどが飛び込み営業。朝から晩まで、建築会社を訪問します。現場管理もあるので、飛び込みは、大体一日10~12社程度だった気がしますが、今考えたら、よくやってたなーと思います 笑


新卒から約半年間は、何の恥じらいもなく、胸に初心者マークのバッジをつけて訪問していました。大してしゃべることのできない新卒の頃なんて、初心者マークすら、世間話の一つのツール、きっかけとして重宝していたくらいです。


足場を借りてもらわないといけない訳ですから、何か建築されそな空き地があったり、既存建物が解体されていたりする土地をみると、建築予定の看板をみて問合せ先として記載されているディベロッパーさんや設計事務所さんに電話して、建築会社をヒアリングして飛び込み。そして、その会社に毎日、同じ時間に訪問し続けていました。何の用事もないのに…。


何日かすると「あんた、また来たとね。何もないからもう来んでよかよ!」みたいなことを言われます。そりゃそうですよね。だって逆の立場なら、毎日来られるのウザイもん。でも、当時は「また来たとね」という言葉をもらうと、覚えられた!と思って、それからも毎日毎日、同じ時間に訪問し続けました。


相手も人間。まして、建築会社の現場所長をされているような方は、熱意とか足しげく通う根性とかが好きな方が多いので、毎日の訪問が、いつしか世間話をするようになったり、その訪問先の会社でいじられたりするようになり、いつしか仕事をもらうというのが、流れとしてできていました。


流れというか、新卒入社したばかりで、大してしゃべれもしない、知識も経験もない私が営業として仕事を取ってくる方法はその方法しかなかったという方が表現としては正しいのかな。だから、スマートに仕事をこなしているイメージのある広告代理店等のクリエイティブな業種がうらやましかった。でも、こういう会社こそ、泥臭い営業をしているという現実は、もうちょいあとに気付きましたが 笑 薄っぺらいのを隠してスマートにみせるほど滑稽なものはない。だから、今の時代においても、新卒のうちは、先輩のパシリでもなんでもして、社内でも社外でもかわいがられつつ、泥臭く仕事した方がいいんじゃない?なんて昭和の私は今でも思っています 笑 実際、そういう人が今の世代にいたら、むしろ稀少で重宝されるんじゃないかな。世の中すべて需給のギャップにこそ「おいしさ」がある訳だから。


そんな話はさておき、前述のとおり、その会社は2年足らずで退職…。18人いた同期も、私が辞めて残すは2人。その2人も丸2年で辞めたので、私の同期は2年で全滅しました。まーそうよね。月曜は朝6時出社。他の曜日でも7時出社。夜は早くて22時退社。アフター5(死語!?)なんてありませんでした。他の支店はわからないけど、似たり寄ったりでしょうからね。


ここから紆余曲折ありましたが、次は地元のプロパンガスの会社に就職しました。プロパンガス事業では、福岡でも大手の部類。供給戸数もある程度ある会社でした。この会社は、賃貸アパートやマンションなどの集合住宅をメインに供給をしていました。確かに、プロパンガスというのは、ガスボンベをそれぞれの供給先に運ぶ必要があるので、一戸建てに供給するよりも、一回の配送で複数世帯に供給できる集合住宅の方が効率的。いい戦略ですよね。


で、賃貸アパートやマンションというのは、それぞれにオーナーさんがいますよね。そのオーナーさんは、所有する物件に空室が増えると、賃料収入が入らなくなります。それは、ガスを供給している会社も同じで、空室が増えると、ガス料金の計上が少なくなります。その面では、各物件のオーナーさんと利害関係は一致しているので、空室対策をする部署を作ろうということでできた新部署に、私は配属されました。


正直なところ、この会社では「営業を頑張ったなー」という思い出がありません。職場でも、なんか仕事以外のことばかりやっていた感じがします。たとえば、新卒採用の説明会で話をしたり、会社を盛り上げるチームで、社内旅行を企画したり。社員も同世代が多かったため、仕事のあとは、一緒によく飲みに行ってましたし。でも、この期間に得た経験は、ほんとに貴重なものでした。させてもらった業務も、人もすべて財産です。


結局、空室対策!を掲げた部署が下火になってきたのを機に、退職しました。期間とすれば、5年半くらい。その後が、前職の不動産売買仲介大手(S友さん)。入社に至った経緯は、空室対策を目的に様々な賃貸物件オーナーと出会うなかで、S友さんに以前お勤めだった方がいらっしゃり、その方がS友さん時代に新卒入社した社員が今、営業所長をしているということで、紹介してもらったところから始まります。


そのとき、私は29歳。30歳を過ぎてから異業種に転職というのは避けたかったので、腰を据えて働ける業界を探していました。空室対策で動いていたこともあり、不動産会社と関わることもあって、不動産営業に興味を持ち始めていた頃でした。賃貸や物件管理等、一括りに不動産会社といっても、得意とする分野は異なります。当時、自分なりに考えたのは、売買という分野は難しそうだから、それを専門にやっている会社がいいんじゃないかということでした。そんな矢先に、ヒョンなことから、売買専門のS友さんの所長を紹介してもらったので、これはもう縁だなと思い、その道に進みます。


その所長さんはいい方で、ほんとに入社したいなら本社に紹介状を書くから、ということで入社が叶いました。そこからも紆余曲折ありながら、約10年間S友さんでお世話になり、今に至ります。


やべっ!自己紹介【後編】と謳ったにも関わらず、尺が長くなってしまったので、ここから先は、また明日、書きますね。連日、特に得るものもない拙い長文をお読みいただき、ありがとうございます。


では、また明日。



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