神様、僕は気づいてしまった
こんにちは、buchoです。
この記事を書いているのは、9/19(月)午前10時。台風14号は、現在、北九州あたりを通過している状態です。今回の台風は、離れた方が風が強い傾向にあるようですので、今後も注意が必要です。弊社は、通常どおり営業を行っておりますが、不要不急の外出は極力避けたいですね。
さて、今日は、とあるバンドの楽曲のご紹介。というか、歌詞のご紹介。昔から、音楽の歌詞を読むのが好きな私。歌詞というのは、特にそのアーティストがいちいちその世界観を解説しません(する人もいますが)。なので、その世界観は行間を読んで推し量らないといけないし、もっと言えば、読む人によって捉え方も変わってきます。
私が好きなアーティストはミスチルです。それは、やっぱり歌詞に奥深さがあるから。否定をするつもりはないんですが、不滅の名曲といわれるものには、メロディーがいいだけのものもたくさんあります。ストレートな歌詞で泣かせにかかる曲もたくさんあります。それはそれでいいのですが、私の感性的には、ミスチルのように、価値観や人生観を射抜いた歌詞が性に合います。
そんななか、最近の風潮は「リアル」。コンプライアンス違反が糾弾される現代において、テレビが衰退した一方で、YouTube視聴者数が年々伸びてきているのは、これも一因のように感じます。
現代の世の中は、素直に生きることが息苦しい世の中のように感じます。オブラートな物言いの人が支持されて、なんでも本音を言うような人が変人扱いされる。要は多数派か少数派かどうか。少数派に属すると、変人に近づくので、自身の考えが言えない。言ったら刺されるかもしれないから。
けど、本心は皆、素直に生きたいから、本音全開スタイルの有名人やコンテンツがヒューチャーされているのかなと考えます。
そんなストレス社会のこの世の中…。なぜか私の心に刺さった曲が「20XX」という曲。というか、歌詞です。これは「神様、僕は気づいてしまった」というバンドの曲で、2019年
にリリースしたアルバムのなかの一曲のようですね。以下、歌詞です。
わかってる いやわかってる 僕等は知らな過ぎたんだろ
答えてよ なら答えてよ どれくらい希望を待っていりゃ迎えが来るんだよ
救いなんてない時代 言葉など甲斐もない無価値 違うか
そんなポンコツに縋んなよ
☆モデラートなペースで廻る世界 滑って落ちんのはどなた様
ふかした顔をした化け猫が 転ぶ 果てる さぁ一抜けた
空っぽのままでも迫る未来 終わってしまうならその程度
笑っても泣いてもこいつが最終便だろ
わかってる いやわかってる ここらが終わり時なんだろ
最後に教えてよ どんな命よりも
今日が選ばれた勝因は どこにあったんだよ
許されるのなら今は 人になりきれぬまま 満たない呼吸で
そんな体裁を忘れよう
☆アンダンテなテンポじゃ乗り損なう ペテン師を目指して生き急げ
澄ました歩調で得られたのが モラルだけじゃ 餌食になる
空っぽのままでも迫る未来 飲まれてしまったらノーサイド
笑っても泣いてもこいつが最終便だろ わかんだろ
★揶揄って 誹り合って 蹴り落としてでも掴み取れ
夢なんて 寝言こいて 理想追ってる時間などない
皮肉って 殴り合って 心を失くしたら奪い取れ
輪になって 笑うことさえもうないんだろう
☆の部分がサビ。A・Bメロ(表現が古い?)はともかく、サビが好きです。特にラスト2行が刺さります。
空っぽのままでも迫る未来…。最終便…。
同じ時間を生きていても、その「生き方」で中身は変わる。空っぽの状態でも、詰まるのを待ってくれない。発車しては到着する山手線にもその日の最終便はある。いつまでも若くないし、チャンスだって何度もある訳じゃないんだから、巡ってきた最期かもしれないチャンスを逃すなよ、といったところでしょうか。
何が何でも最終便に乗るためには、必死になれよってところが★のところ。私みたいに「モノを言えない人間」には響きますねー笑
理想を掲げることは大事。理想がないと理想には到達しないから。私はそう考えます。だけど、理想はあくまで、その時点の終着点。そこに辿り着くには、それ相応の苦労がある。大義のために苦心することもある。形振り構わず、頑張らないとなー💦
アップテンポで聴きやすい曲です。興味を持たれた方は、一度、聴いてみてください。それが刺さるかどうかは、聴いた人次第でしょうけど 笑 自分がプレーヤー側(チャンスを与えられる側)とマネージャー側(チャンスを与える側)のどちらの立ち位置かにもよるでしょうしね。
それにしても、行間を読む力、養いたいものです。
ではまた。
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